立ち読みは危険⁉︎どの姿勢がベストなのか〜漫画や本を読む姿勢に注目!〜

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良い立ち読み姿勢とは⁈

漫画や本の立ち読みを続けて、その後に腰が痛くなった経験はありませんか⁈

そのまま続けていくと重大な病を抱えることになるかもしれません…。

では漫画や本を読むときにどの姿勢で読むことがベストなのか。

漫画大好き理学療法士が長時間漫画や本を読み続けるための工夫とポイントを説明します!

はじめに

漫画好きな方、BOOK〜なんちゃらなどといった、立ち読み可能な古本屋などで、長時間立ったまま漫画を読み続けている方は多いのではないでしょうか!

それこそ漫画好きならば時間も忘れて読み続けてしまい…、気づいた時には、首・腰いったぁー!ってなってしまった、なんてことも多いでしょうね。

それではどういった理由で首と腰が痛くなるのでしょうか⁉︎

疑問を解決するためにちょっと姿勢のお話をしたいと思います。

牛歩すすむ
牛歩すすむ

僕のこの姿勢は完璧っしょ!

立ち姿勢、立ち読み姿勢について

人間が進化して四本足から二本足で歩くようになった話からすると、お話が長ーくなってしまいますので省略しますが、人間は長時間直立不動でいることは困難な身体の作りとなっています。直立不動するためにはずーーっと全身の筋肉が働かないといけなくて、筋疲労によりいずれ崩れ落ちてしまいます…。

なのでそれを防ぐために片脚に重心を乗せた、所謂休めの姿勢をとります。そして交互に重心を移すことで片脚を休めることも可能となるわけです。その代わり、各関節で支えることとなり、関節異常が出る可能性も出てきます…。

では、漫画立ち読みするときの姿勢は!

漫画は重くないとしても、手を前に出して漫画をもち、漫画を見るために首は前に曲がり頭を下げた姿勢となります。

そうすると、今度は自然と前後のバランスをとるように、腰を前に突き出し、休めの姿勢+腰の関節に体重心を預けた姿勢となり、首の伸張ストレス腰の関節圧の上昇によるストレスにより、長時間続くと、首・腰痛の出来上がりです!

良い姿勢とはどのような姿勢⁈

次に良い姿勢についてです。ここで言う良い姿勢とは、簡単に首・腰に負担のかからない姿勢のことを言うとします。

横から見た立ち姿勢の目安で言うと、壁に背を当てたときに、後頭部–肩–お尻–かかとが壁に接することができて、なおかつ腰と壁の距離が指2本分以内ぐらい。ここの距離がこぶしぐらい離れていると反り腰であり、関節圧が上がってストレスを強める要因となるかもしれません。

次に横から見た座り姿勢。基本的には立ち姿勢とあまり変わりはありませんが、もう一つの目安として、お尻に体重がかかると思いますが、坐骨(お尻の中央部を押すとコリコリしているのがわかります)により体重がかかるように、腰を動かして調節してみてください!

坐骨に体重かかる姿勢が、骨盤がまっすぐ立っており、関節圧のストレスが低い姿勢となります。

最後に寝た姿勢についてです。ベッドの上だと、うつ伏せで肘をつくようにして上半身だけ起こした、海老反りのよう姿勢で読む人が多いかと思います。

予想できると思いますが、この姿勢は関節圧が非常に高くなってしまうので、長時間同じ姿勢をとってしまうのは当然アウトです。うつ伏せで読むのに良い姿勢をとるのは難しいのですが、腰を反らないように、枕をへそ下に置くと、ストレスは少しは減少するかもしれません。

もちろん!関節の負担の少ない良い姿勢の説明をしましたが、この良い姿勢のデメリット(?)といえるのは長時間キープは無理ぃー!となることです。

日頃から意識している人やケアしている人なら良いかもしれませんが、それ以外の人であると、関節ストレスが少ない分、これまた筋肉がずーーっと頑張ることになるので、そのうち筋疲労が起きて知らず知らず休めの姿勢となって、それがさらに長時間になると、首・腰が痛くなるといった悪循環です…。

牛歩まちょ
牛歩まちょ

我が肉体を持ってすれば肩こりなぞならぬ!

漫画を長時間読むための姿勢はズバリ⁉︎

以上の観点から、漫画を長時間読むためには、立ち読み、うつ伏せ姿勢では首・腰痛のリスクが大きいことから、おすすめすることはできません。

どうしても立ち読みがしたい、うつ伏せを取りたいであれば、時間を区切って読むことだと思います。小まめに姿勢を変えたり休息をとることも一つです。

そして、漫画を長時間読むための一番良い姿勢は、座った姿勢であると勝手に結論づけました。一般的に長時間の座り姿勢は腰痛の要因と言われますが、漫画を読む環境や時間などを考慮すると、背もたれがあり、さらに机のある場所で座れるのでならば、それが漫画を長時間読むための一番良い姿勢を作りやすいと判断します。

道具に頼るのも長く読み続けるためのポイント!

牛歩やすむ
牛歩やすむ

もっと楽に読む方法ねぇのかな~

と、言うことでどの姿勢もうまく工夫できれば、痛みを予防できると言えるかも知れません!

例えば立ち姿勢ですと、足元に小さな台を置けば、そこに片足を上げて乗せるだけで、腰にとって良い姿勢となりやすくなります。うつ伏せ姿勢でへそ下に枕を置くのも前述した通りです。

さらに、道具を使用することも、身体を守る上では非常に大切です。どんなに良い姿勢をとっても長時間となると限界はあるからです。

その点、長時間立ち姿勢をとるために最小限の努力で可能とするのが

このSuper feetというインソールです。

主に足元からの修正で、踵やアーチ部分を安定させることで、楽に良い姿勢をとりやすくなります。身体の重心の前後方向への安定性も増すので、漫画を持った立ち姿勢であるとまさに最適だと言えます。

次いで座り姿勢についてです。イス、デスクがあると良いという話はしましたが、良い座り姿勢をとりやすいよう助けてくれるのが、クッションや座椅子です。柔らかい座布団のようなものではなく、安定していて、骨盤が立てやすくなるものがいいと今までの話からわかります。

Amazonや楽天でも様々なシートやクッションがありますので、一度調べてみてください!

あとは、タブレットを使用した電子書籍で読むという方法です。タブレットを壁や机、床などに立てかけて読めば、前後への重心移動は考えなくて良くなるので、負担はかなり軽減すると思います!

ちなみに私は電子書籍は否定派だったのですが…慣れてしまえば、ですね!

最後に

漫画好きさんのための、長時間負担を少なくするための読み方でしたが、結論的には長時間はどの姿勢も負担はかかります。

しかし、長時間漫画を読むとなると、一番負担のかからないのはやはり、イスとデスクを使用して座って読むことだと言えます。

間違った姿勢を取らないように気をつけ、こまめに休憩もとりながら、楽しく健康に漫画を読み続けていきましょうね!

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