ドラマ化期待の漫画「プラタナスの実」を徹底分析!【ネタバレを含む】

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プラタナスの実

ドラマ化もされて話題となった漫画『テセウスの船の作者である東元俊哉先生が手がけた次なる作品は、またもやドラマ化を期待されるほどの話題の漫画プラタナスの実

前作の『テセウスの船』はミステリアスな作品でありましたが、今作ではどのようなテーマの漫画なのか気になる人もいると思います!

そこで、今回は連載元であるビックコミックスピリッツで第一話から読んでいたものとして、漫画をさらに徹底分析をしつつ、ドラマ化期待されている理由を探ってみます‼

この漫画を紹介するために、これより先はネタバレ要素も多く含んでいます。それでも良ければこの先も続けて読んでみてください‼そうすると、この漫画の魅力がさらにわかり、実際にまとめて読みたくなるはずです‼

ただ、この漫画のことは多少知りたいけど、必要以上にネタバレは見たくないんだ、という人もいると思います。そんな方々にはこちらの記事を読んでもらうと、必要以上のネタバレを見ずに、漫画『プラタナスの実』のことを知ることもできますのでぜひお読みください‼

ドラマ化を期待されている、話題の漫画『プラタナスの実』ネタバレを含みつつ徹底分析をして、漫画の魅力を伝えていきます‼

漫画『プラタナスの実』とは?

漫画『プラタナスの実』とは、2020年の週刊ビックコミックスピリッツ45号にて連載が開始された、他にはあまりない「小児医療」をテーマに描いた作品で、現在も連載中の人気漫画です。

作者はドラマ化した『テセウスの船』の作者でもある東元俊哉先生。

こどもとその家族を中心に物語が進んでいく、一風変わった小児科医が主人公の漫画となっています。医療がテーマですので、ヒューマンドラマな内容が多く、特に小児科医と患者である子供達やその家族が中心となって描かれており、非常に感情を揺さぶられます!

そのようなテーマなので、非常にドラマ化するというイメージも湧きやすく、特に主人公の鈴懸真心はヘアースタイルがおかっぱで、俳優菅〇将暉さんが演じると全く違和感ないはずです‼

単行本では2022年4月に『プラタナスの実 5巻』が出版されており、人気急上昇中で早くも話題となっております‼

ドラマ化期待の声もやはり多くあるようですが、そんなドラマ化情報なども載せた記事がこちら!↓↓↓

おすすめ漫画2021『プラタナスの実』これから話題になる⁈ドラマ化も視野に?!

漫画『プラタナスの実』のあらすじについて

公園でYouTuberになるために、変な動画を撮っている、おかっぱ髪の変わった青年の鈴懸真心(すずかけまこ)

理化学研究所で働いている真心は、ある日ある病院の小児科にヘルプに入ることとなった。その病院では、子供の親の意見や子を想う過度な気持ちによって疲弊し「子供が好き」だけで戦うには、小児科医は心のコスパが悪いと真心に愚痴をこぼす小児科医もいた。

腹痛の症状で胃腸炎と診断されていた男の子の宏太。仕事の片手間に病院に連れていった母親は、宏太が本当に腹痛があるのかわからずイライラしていたが、ある日道を二人で歩いていると、突然宏太は腹痛と嘔吐する。その現場に出会した真心は症状と母親のスマホ記録より、胃腸炎ではなく腸重積だとわかりすぐに救急車を呼び病院に連れて行った。

本当に痛かったはずの子供の気持ちを理解できず、母親失格だと自分を責める母に、子供は大人のように自分の症状を正確に伝えることができないため、理解をすることは難しいことを伝えると同時に、診断の決め手となったのは、母親のスマホに書かれた子供の記録であり、自分の子供をよく知るお母さんだからこそわかり得た、宏太君を救ったのはお母さんですと励ます。

小児科医としては確かな実力を持つ真心であるが、理研での在籍期間も残りわずかであり、自分の進路を決める時に、確執があり会っていなかった父親から、北海道で小児科医として開業するという一通の手紙が届く。真心は手紙を開くことを躊躇っていたが、隣人の女の子の後押しもあり、長い間抑え込んでいたものを取り払い開けること決意。その手紙に書かれていた内容とは…⁈

『プラタナスの実』のあらすじや人気の秘密について詳しく書いた記事はこちら👇👇👇

漫画『プラタナスの実』は完結してる?あらすじや人気の秘密は?

『プラタナスの実』について徹底分析‼【ネタバレ】

プラタナスってどうゆう意味?

まず、「プラタナス」とはどんな意味があるのでしょうか。

プラタナス学名Platanus)は、スズカケノキ科スズカケノキ属に属する植物の総称。街路樹・庭園樹として広く用いられている。北半球に自生する樹木であるが、種の数は少ない。大抵30–50 mの高さに育つ。P. kerriiを除いてすべてが落葉性であり、殆どが水辺や湿地で見られ、栽培時に旱魃に耐性があることが証明されている。雑種であるモミジバスズカケノキは都市部でも育ちやすいことが証明されている。外来種であり、和名はスズカケノキ。スズカケとは篠懸、もしくは鈴懸とも書き、山伏の装束のことである。大峰山の山伏が胸に装着する「結袈裟」につける球形の房(梵天という)に、本種の果実が似るところからきた。

Wikipediaより

ここで、ふと気づくのは、プラタナスとはスズカケノキ科、植物であることと、スズカケノキ=鈴懸の木であること。

主人公である真心の苗字はここからとっていると言えます。Wikipediaによると、かなり大きい植物であることがわかります

プラタナスの木、別名「ヒポクラテスの木」。医学の始まりは古代ギリシャの医師ヒポクラテスが、その木の下で弟子に医学を教えたことから広がったという。2500年以上の時が経った今も、「医学」は受け継がれている。

『プラタナスの実1巻』より

そして、『プラタナスの実』の冒頭にある説明文ですが、プラタナスの木は別名でヒポクラテスの木とも呼ばれているようです。ヒポクラテスとは、古代ギリシア時代の医者であり、医学の父とも呼ばれています。また、「ヒポクラテスの誓い」というものもあり、これは現代の医療倫理における宣誓文となっています。

『プラタナスの実』に関しては、以上の2つのことを強く含んだ意味をもたせているのがわかります。

プラタナスの実 1巻 (あらすじ以降)

手紙の主は鈴懸吾郎、真心の父親であったが、ある想いから手紙を開けられずにいた。そんなとき自分のお小遣いで買った大切なクリスマスカードを持つ女の子を住んでいるマンションの玄関先で見つける。

隣人の小学生の女の子由奈は、ケーキ屋で働いている両親の娘。クリスマス前では忙しく働いている両親の代わりに、反発しながらも、幼い弟を面倒を見ながらお留守番をしていた。

この日の夜も2人でお留守番をすることになっていたが、由奈がトイレに行っている間に、弟の結弦が嘔吐をし苦しみ始め、両親に電話がつながらないことから真心のもとへ急いで押しかけた。

真心は結弦の状態から誤飲の可能性を指摘し、由奈は自身のクリスマスカードについていた電池であることに気づく。

その後、真心の病院へ運び、レントゲン画像からアルカリのボタン電池を誤飲したことがわかった。異物除去術の準備中、真心はもう一人の大事な患者のところへいくと周囲に伝え、由奈のもとへ。

由奈はクリスマスカードにお絵描きを2人でしていた時に、目を離してしまった自分を泣きながら責めていたが、そんな由奈に真心は大丈夫だと優しく声をかける。

病院へ駆けつけた両親に、真心は無事に手術を終えたが、由奈は責任を感じているようだと話す。そして、クリスマスカードは両親へ感謝の気持ちを伝えるもので、家族の絵を描いたカードを手渡した。

母親は由奈に甘えていた、頼りすぎていた、お留守番をさせるのではなかったと後悔し始めるが、真心は否定し、由奈ちゃんにお留守番を任せたから結弦君は助かった、由奈ちゃんが守ったのだと諭す。

無事に家族そろって帰宅することができた由奈は真心に、父親からもらった手紙を見てみるように伝え、その気持ちを汲み取った真心は手紙をあけてみるのだった。絶縁していた父親からの手紙を。

手紙の内容としては、北海道で小児病院を設立したので来ないか?というものだった。真心は困惑したが、そこへ一旦向かうことを決める。父親は今まで疎遠となっており、大病院で働いていた過去に小児病棟を無くした本人であり、さらにその病院の小児科医であった母親を若くしてなくした真心としては、何をいまさらという想いが強かった。

しかし、実際に北海道にある父親の病院を訪ねると、そこには子供目線の素敵な作りになっており、またアットホームな雰囲気に包まれた、父親のイメージとは全く違うものであった。

そこへ年老いた父親と再会した真心は、再会を喜ぶ父親とは裏腹に怒りの想いをぶつけてしまう。その気持ちに対して父親の真摯な気持ちと意外な想いを告げられ、困惑する真心だったー

一人の子供とその家族のストーリー、主人公である真心の家族への関わりを中心に描いている1巻でした。小児科医としての真心の家族への寄り添い方は、非常に近く、子供たちを第一に考えている様子がわかります。

1巻では一人一人の子供を中心に短編的に描いているのですが、最後には真心の父親も登場し、真心自身の家族についてもこれから深く描かれていくのではないかと思わせる終わり方でした。

過去に真心の家族に何があったのか。

すすむ
すすむ

こどもと家族とのストーリーを見て、すすむは泣いてなんかねぇぞ…グスン。

プラタナスの実 2巻

父親から北海道の病院で共に働こうと勧誘を受けたが、決めきれずにいた。そんなときYouTubeで世界的に有名な天才ピアニストのともりんの曲と出会った。背中を押されるように聞こえる曲を弾いているともりんに真心は興味をもつ。

背中を押されるように、再度北海道の地へ降りた真心は、空港にて偶然にもYouTubeの撮影を兼ねた演奏をしているともりんに出会う。ともりんに声をかけた真心は、そのともりんの様子に違和感をもち、自分は小児科医だと伝え、父親の病院へとともりんを案内した。

検査結果からともりんは、亡くなった真心の母親と同じ病気である白血病だとわかる。困惑するともりんの母親に対して、逆に明るく振る舞うともりん。しかし、心の中では、先に予定されていたピアノコンサートのワールドツアーを諦めなくてはならず、ピアニストとしてスタート地点にったばかりなのにと悔しさが沸き起こり、病室で再開した真心に想いをぶつける。

真心は、自分の母親も白血病であったこと、小児科医でもあった母親の分まで自分が子供たちを救おうと心に決めたと話す。そして、ともりんがもう一度ステージに立つ姿を応援したい、病気に打ち勝ってピアニストとして復帰できることを信じていると伝え、ともりんの曲で背中を押された真心はこの病院で小児科医として働くことも続けて伝えるのであった。

改めて、父親の病院である北広島市総合医療センターで働くことになった真心は、初めは父親の同僚たちと距離を置き、また距離を置かれていていたが、真心の小児科医としての患者である子供たちに対する真摯な気持ちをみて、同僚たちからも次第に認められていく。

また同時に、真心も父親の患者家族を含めた対応の仕方、その気持ちに触れることで、昔の父親とは医師としても人としても別人のように感じ、様々な想いが頭を巡るようになる。

そんな中、父親の手紙を受け取っていた真心の兄が、手紙をもってある飛行機に乗っていたー

2巻では主にともりんという女の子を通して、ストーリーが展開されていきました。小児疾患として知られている白血病患者であり、その病気と向き合っていけるのか。

ともりんとともりんの家族の絆を深める展開と、それと同時に真心と真心の父親の関係を変えていくストーリーをリンクさせてすすめています。

ともりんの病気は完治まで時間もかかるため、この病気との闘いはこの先も続きそうでありました。

そして、最後には真心の兄の登場。医師であるようですが、なにやらプライド高そうに見えるし、登場した流れ的にも、乗っている飛行機の中でお医者さんはいませんか?と尋ねまわっているCAさんに、手をあげてコーヒーを注文するなど、やや難しい人格のようにとらえられました…。

すすむ
すすむ

真心と兄ちゃんの性格は真逆そう…。

『プラタナスの実』を読むためには?!

現在、漫画『プラタナスの実』は週刊ビックコミックスピリッツにて連載中ですが、単行本としては2022年4月末に5巻まで発売とされています。

全巻無料で読むことは難しいようですが、漫画サイトの初回登録の特典やポイントを使用すれば、実質無料で読むことは可能です。一度調べて見るのも良いかもしれません。

漫画サイトやアプリについてはこちらをご覧ください↓↓↓

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