1990年代なつかし漫画『うしおととら』あらすじと最終回までざっくりネタバレ!

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うしおととら

1980年代生まれの方はなつかしく感じるはず!週刊少年サンデーにて1990〜1996年に連載され数々の賞を受賞したなつかし漫画『うしおととら』

主人公の少年うしおと、妖怪のとらたちの人間と妖怪の深い絆を中心にして、最強最悪の妖怪に挑んでいく物語。

アニメ化もしている、漫画『うしおととら』の最終回はどのような結末を迎えていたんでしょうか。ネタバレとなりますが、あらすじも含めてざっくり振り返りながら紹介していきたいと思います!

1990年代なつかし漫画『うしおととら』について

なつかし漫画『うしおととら』は週刊少年サンデーにて1990年6号から1996年45号まで連載され、単行本は全33巻まで出版されました。

作者は『からくりサーカス』『月光条例』を出掛けており、現在週刊少年サンデーで連載中である『双亡亭壊すべし』の作者でもある藤田和日郎先生

主人公の少年が、自宅である寺の蔵で一本の槍に肩を縫い止められていた妖怪と出会う。そして、その槍を少年が引き抜いて妖怪を解き放ってから物語が始まります

1990年から1996年に連載されていたため、30から40歳代の方はよく読んでいたのではないでしょうか。人気だったため、それ以上の方も読まれていたと思います!

漫画『うしおととら』のあらすじ

僧を父親にもつ主人公である少年蒼月潮(あおつきうしお)。運動神経抜群で、馬鹿正直で嘘が嫌い。

ある日、自宅の寺の古い蔵に扉があり、そこに入ると、一本の槍に縫いとめられていた妖怪と出会う。驚くうしおはすぐに扉を閉めるが、500年以上蔵に溜まったその妖怪の妖気は、多くの虫妖や魚妖を呼んでいた

幼馴染の麻子真由子が襲われるのを見て、槍を抜く代わりに倒してもらうよう妖怪と約束をした。

しかし、槍を抜いた途端、うしおを襲い約束を破ろうとした妖怪だったが,槍を持っていたうしおに変化が起きる。

髪が伸び、人間離れした身体能力と槍の力で妖怪を従え、虫妖たちを討伐することに成功する。

槍はうしおに、妖怪を倒すために2千年以上前に中国で作られ、人の魂を力に変え、使う者を獣と化す「獣の槍」だということを伝える。

そして、強い妖気を放ち、周りに危険を呼ぶ妖怪を手放しに出来ないと判断したうしおは、自ら監視していくことに決め、その妖怪を「とら」と呼んだ。

漫画『うしおととら』の最終回って⁈

漫画『うしおととら』の最終回については、あっさりとも言えるし、非常にすっきりとした終わり方とも言えました。

最恐最悪の妖怪、白面の者との最終決戦。

獣の槍と人間たちの陽のエネルギーに恐れていた、闇から生まれた白面の者は、目で自分の真意をうしおととらに気付かれるのを嫌い、自ら目をつぶす

そして、恐怖心をなくし、獣の槍の気配を目掛けてフルパワーの白面の者に手も足も出ない2人だった。しかし、とらは最後の手段として、獣の槍を自らの身体に刺す。身体を破壊されながらも、槍の気配を消すことで白面の者を混乱させることに成功した。

とらを破壊させることに抵抗したうしおだったが、とらの説得によりそのまま共に向かい、とらの身体を貫きながら、白面の者にトドメを刺す。

とらが槍によって消滅していくとき、うしおは、おれをくうんだろぉが、とら!と叫ぶが、とらは、もう喰ったさ、はらぁいっぱいだ…。と笑いながら消えていく。

この最後のシーンは非常に胸が熱くなるものでした。そして、最後の最後に妖怪によるナレーションがありました。

人間は土に生まれて土に戻れば戻ってこない、にもかかわらずその土にさえ立ち返ってくるもの、それが妖怪だという内容。

そして、最後のコマであるいっくぞ、とらー!」「うるっせーんだよ、うしおー!」

これには『うしおととら』の全てが凝縮されているようにも感じました!

読者による人気投票ではいつも第1位にはうしおではなく、とらでしたので(うしおは2位)、この最後の終わり方は寂しくもあり、素敵に思えるものでもあったはずです!

最後に…

なつかし漫画『うしおととら』は1990年代の漫画として大変人気であり、現在もアニメなどでも見ている方も多くいます。

もし、昔の漫画で読み返してみたいなとか、知ってはいたけど読んだことない、というような人がいれば、これを機会にぜひ見てみてください!

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👉なつかし漫画 | 牛歩すすむの素人漫画評論会 (gyuho-step.com)

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