一日中家でゴロゴロしながら、イッキに漫画も読みたいけど、何を読もうかなぁと悩んだことはありませんか?
一日で全巻もしくは最新巻までほぼイッキに読み終わる漫画9選を紹介したいと思います!
今回は青春スポーツドラマ編ということでスポーツを通してどんな熱い戦いがあるのでしょうか⁉︎
一日でイッキ読みが出来てしまうほどハマる漫画9選!
週末ののんびりとした一日。今日は家で漫画を読みながらのんびりと過ごそう!
…と思ったけど、今まで読んだことのないもの、時間的も今日の一日で大体読み終わるような漫画とかないかな〜
そんなふうに感じている方に、ハマってしまう漫画を9つ選び、紹介したいと思います!
今回は青春スポーツドラマ編ということで偏った選考であると思いますが、異なるスポーツでも共通する熱い思い、仲間たちとの友情、自分との戦いなどを通して、見るものを感動させるドラマが待っており、非常に楽しむことができるはずです。
9つの漫画はそれぞれ異なるスポーツを選択しております。漫画選びにぜひ参考にしてみてください!
サッカー『アオアシ』
人間は考える葦である
愛媛の中学で同級生たちとサッカーを楽しんでいた青井葦人(アシト)。たまたま試合を見ていた東京のクラブのユース監督から、ある才能を見出され、ユースのセレクションを受けることに。そこから始まった、アシトのプロサッカー選手になるまでの道のり。
ユース生たちと比べると技術的にも戦術理解的にも劣っているアシト。また、サッカーに対する姿勢、考え方にもギャップがあり、戸惑う日々。
それでもサッカーを通して、自分の気持ちを伝える、相手の気持ちを理解する大切さを知り、サッカー観がどんどん広がっていく。
そんながむしゃらに努力するアシトを見て、プライドの高いユース生たちも時にはぶつかり合いながらも考え方が良い方に変わっていく。そんな仲間たちとアシトは切磋琢磨してトップリーグそしてその先にあるプロへの道をを目指していく。
主人公である葦人は、フォワード(主に攻撃)選手でありましたが、途中で監督にディフェンスのサイドバックに転向するように指示されます。意図はあるものの、主人公がディフェンシブなポジションであることは、今までの漫画ではあまりないことでした。
また物語の舞台は部活動やプロの世界ではなく、プロの下部組織であるユース。プロになるためだけに情熱を注いでいる葦人たちメンバーの想いと葛藤に非常に心を打たれます!
単行本は25巻まで出版されており、完結はまだまだ先ですが、サッカー漫画がお好きな方は必ずハマる作品となっておりますのでぜひご覧ください!
野球『H2』
親友であり、ライバルでもある国見比呂と橘英雄。中学野球で地区大会2連覇と圧倒的な成績を残していたが、比呂は医師から肘に爆弾を持っていると診断されたため、野球の名門高校に進学した英雄に対して、野球を断念して野球部のない高校にすすむことになった。
野球部はなかったものの、細々と活動していた愛好会はあり、些細なことから野球愛好会に入会した。ちょうどその時、肘に爆弾を持っていると診断していた医師が、無免許で逮捕されたニュースを知り、再度病院に行くと、何の異常もないことがわかる。
その後、正式に野球愛好会に入会した比呂は、甲子園出場するために、まず野球愛好会を野球部へ昇格させるよう動いていく。そして野球嫌いの校長を説得させるために、英雄要する強豪高校との練習試合に勝つという無理難題に挑んでいく。目指すは野球部昇格。そして甲子園!
野球漫画といえば、あだち充作品。その代表作でもある『H2』ですが、親友であり、野球のライバルでもあり、恋愛のライバルでもある、2人のヒーローの比呂と英雄中心の物語です。天才ピッチャー対天才バッターの見どころのある対決に、あだち充先生の独特の世界観と野球観がみられます。
そしていつ何回見てもそのヒーロー2人の世界にハマってしまいます。その2人を中心とした高校生たちが、野球に、また恋愛に葛藤していく様を見て感動を与えてもらいましょう!
単行本は全34巻、一日で読むには少し多くなりますが、セリフのない描写の多い漫画ですし、熱いストーリーなので問題なくイッキ読みすることが可能ですので、見たことのない方はぜひ見てください!
なぎなた『あさひなぐ』
中学時代は美術部だった東島旭。高校では運動部に入部しようと考えていたが、学校の部活動紹介で薙刀部所属の宮路真春に呼び出され、見学に行くこととなってしまった。しかし、真春のように強い人になりたいという気持ちから薙刀部に入部を決意した。
練習は楽、スポーツに縁のなかった人間が、ある時突然全国にその名を轟かすようになる、といった誘い文句であったが、実際は過酷な練習でついていくことがやっとである旭。そんな中、3年生の引退試合でもあるインターハイが始まる。
東京都決勝まで駒を進めたが決勝の相手は前年度に人数不足で団体戦は出ていなかった高校。が、熊本からの転校生である一堂寧々の前に敗れてしまう。「来年私がぶちのめしてやりますよ」と意気込む旭であったー
スポーツ漫画では珍しい競技でもある、なぎなた。
女子高生たちの、なぎなたに対する熱い想い、情熱をかけて取り組む姿勢に心を打たれます。また、個人競技ではありますが、もちろん団体戦もあるため、次につなぐ意識やチームワークの描写も多いです。また高校生らしい、内面の葛藤やチームメイトとの衝突もありながら、それでもお互いを高め合って前に進んでいく姿に魅了されます。
単行本は全34巻。一日で読むには少し多いかもしれませんが、意外と激しいスポーツ描写に胸が熱くなり、時間が経つのを忘れてしまうほどハマること間違いなし!女子高生たちの熱い戦いに注目です!
車いすバスケットボール『リアル』
野宮朋美
母子家庭で育ち、小学校から高校途中まで大好きなバスケットボールに打ち込んでいた。風貌は強面であるが、繊細な心を持っている。高校ではチームの優勝を目指し、基礎練習やバスケに関しての努力は一切惜しまず取り組んでいたが、高橋をはじめとするチームメイトと合わず対立してしまい、それが原因でバスケットボールを辞めてしまう。
その後不良となってしまい、ある日夜の街でナンパした夏美をバイクに乗せ、交通事故に遭ってしまう。自身は完治したが、夏美には下半身付随となる大怪我を負わせてしまった。バスケを失い、また夏美を怪我させてしまった罪悪感、高校退学などが重なり、苦しんでいたが、戸川や車いすバスケットボールと出会ったことをきっかけに自分を変えようと行動を始める。
戸川清春
幼い頃に母親を亡くし、それ以来父子家庭となる。父親からはピアノを教わりながら育ったが、ピアノは好きではなく、中学の頃に出会った短距離走がきっかけで、感情が抑えきれず父の反対を押し切ってピアノを辞め、陸上部入部する。全国大会決勝まで進めるほどの実力をつけていったが、その間に膝に激痛を感じるようになっていった。
そして迎えた全国大会100m決勝。圧倒的な実力で前に出たが、中盤で症状が悪化し足が止まってしまう。診断名は骨肉腫。切断を余儀なくされ、その後は下腿義足と車椅子生活となる。15歳までの2年間、足を失ったショックから引きこもりとなってしまうが、様々な人との偶然の出会い、さらに車いすバスケットボールとの出会い、父や幼馴染の安積の支えにより、車いすバスケットボール選手として生まれ変わっていく決意をした。
高橋久信
プライドが高く、自分自身を「Aランク、あいつはCランク」などと周りの人たちをランク付けするなど、人を見下すことが多い。ただ学校成績や運動神経抜群、容姿も優れているため周りからの評価も高い。父親の影響で小さい頃からバスケットボールを始めていたが、父親が家を出てしまい、それ以降母子家庭となったコンプレックスを感じてランク付けをする要因ともなっていた。高校からは真剣にバスケットボールに打ち込むこともしなくなり、真剣な野宮と徐々に対立していった。
そんな自由気ままに過ごしていたある日、自転車を盗んだ末にトラックと衝突する交通事故に遭ってしまい、脊髄損傷となり腹部から下が不随になってしまう。
障害や車いすバスケットボールと上の3名を中心に物語が展開されていく。
障害者スポーツを題材にしており、今でこそパラリンピックで車いすバスケはメディアにも取り上げられていますが、連載当時では決して注目されているとは言えませんでした。
身体の障害ではデリケートな部分もあるため、描写には慎重になったと思いますが、よりリアルな(現実の)心情、人間関係、障害における個人の葛藤を描いており、読んでいてハマらずにはいられません。この漫画を見て、障害者スポーツに興味を持った、障害者スポーツを始めるきっかけとなったという人は大勢いるはずです。
2021年10月現在も休載もありますが、連載は続いており、単行本は15巻まで出版されています。野宮、戸川、髙橋の3人の、苦しい時間が多くとも前を向き一歩ずつ進んでいく姿に心を打たれます。何度見ても心を揺さぶられるこの漫画をぜひ読んでみてください。
カバディ『灼熱カパディ』
元サッカー選手として地元では期待されてきた宵越竜哉。しかし、周囲との関係や振る舞いなどスポーツの嫌な部分を経験してきた宵越は、嫌気がさし、高校からスポーツとは無縁の生活を送ることに。しかしある日、カバディ部の1年生である畦道相馬が宵越の前に現れ、必死の勧誘から部の練習を見にいくこととなった。
見学のみで帰ると考えていたが、副部長の井浦慶に持ちかけられた勝負に負けて、半ば強引に入部させられてしまう。初めはマイナースポーツによりバカにしていた宵越であったが、熱心に練習を続けていくうちに、カバディの魅力にのめりこんでいくこととなるー
カバディといえば、インドの国技であることは知っている人もいると思いますが、ルールまで完全に理解している人はどのぐらいいるでしょうか?
「カバディカバディカバディカバディ」と声を出しながら…という大雑把なルールを知っている人はいるかもしれません。日本ではそれほど知られていないスポーツですが、そんなスポーツを舞台とした漫画が『灼熱カバディ』。狭いコートの中を素早く動き逃げ回り、それを追いかけ格闘技のように相手を倒す。とにかくアツ過ぎるスポーツ漫画です!
個人でもチーム競技でもあるこのスポーツを通して、仲間との絆や苦難を乗り越えていく様は見ている者を魅了していきます。
単行本は2021年10月現在で19巻。マイナーなスポーツであることは全く関係ない!カバディの魅力にハマって、「自分も負けずに頑張らなければ!」という気分にさせてもらいましょう!
柔道『女子柔道部物語』
1995年。神楽えもは、日本開催の世界柔道選手権大会女子61キロ級の日本代表。気合い十分で試合に臨んだが、大会史上最短の1回戦開始11秒で一本負けとなってしまった。コーチとともに落胆し号泣するえもだったが、その1年後のオリンピックにおいて、日本女子柔道史上初の金メダリストになることは、この時点では誰も知らない。
そして、物語は1988年に遡り、どこにでもいるような明るく元気な高校一年生のえも。たまたま、助っ人として柔道部の試合に参加したが、たまたま試合で優勝したことをきっかけに柔道にのめり込むのであったー
小林まこと先生の代表作の一つ『柔道部物語』から20数年後に連載が開始した『女子柔道部物語』。今回は金メダリストの恵本裕子選手をモデルとしており、女子高校生が主人公であり、高校から柔道を始めています。
名作であった『柔道部物語』を考えるだけで、この『女子柔道部物語』も十分期待が持てますが、漫画の中には『柔道部物語』のキャラクターの登場もあります。実話ベースで話は進んでいきますので、実際に金メダルを獲得するところまでは続くと思われますが、小林先生の描く柔道の投げ技、寝技もスピード感や迫力があり流石の描写です。
2021年7月に単行本11巻が出版されています。ストーリーも面白く、最後の今後の展開も楽しみです!
社交・競技ダンス『ボールルームへようこそ』
自分を変えるためダンスを始めたい
将来やりたいこともなく、なんとなく日々過ごしていた中学生の富士田多々良。ある日カツアゲに会ってしまったが、そこをプロダンサーである仙石要に助けられたが、ダンス入会希望と勘違いされ、社交ダンスのスタジオに連れて行かれる。
初めは言われるがまま、ステップを踏んで楽しんでいた多々良だったが、同じ学校の花岡雫もそこで真剣にプロダンサーを目指しており、その姿を見て、遊び半分に学んでいた自分を恥じて、一度は入会を断ってしまう。しかし仙石の大会時の映像を見て衝撃を受け、自分を変えるためにダンスを始めたいと感じ、仙石に弟子入りを志願するー
芸術点を競うようなスポーツ競技の描写は難しいと思うのですが、ダンスのスピードや躍動感や選手の表情などを見事に描写できています。ダンス中の音源はもちろん聴こえませんが、まるでその場の観客になったかのように伝わってきます。
社交ダンスに関心がない人は、ん〜…と思うかもしれませんが、読み始めてしまえばその世界にのめり込んでしまうでしょう!それほど作者の画力も含め、競技ダンスが綺麗でかっこいいと分かるはずです!
単行本は2021年4月で11巻まで出版されており、現在も人気連載中です。競技ダンスの激しさ、楽しみを知り、魅力にハマっていきましょう!
体操『ガンバ!Fly high』
戦うべき敵というのは、他人じゃなく常に自分自身だ
運動部への入部が義務である平成学園に入学した藤巻駿。オリンピックで体操金メダルを取ると、夢を見ていたが、平成学園は女子体操こそ全国レベルであるが、男子体操部は県最下位であり、成績不振により廃部寸前であった。
藤巻は運動は得意でなく、体操も初心者であったが、部員数の少なさや先輩の仮病により入部してすぐ大会出場することとなる。もちろん演技など全くできない藤巻はデビュー戦ではルールも知らないため、さんざんたる成績で会場からは笑い者にされる。
体操部であっても倒立一つできず、体育の授業でも周りからバカにされる。しかし、一つ上の先輩の内田による猛特訓から、倒立に関しては短期間で完璧にマスターする。その後練習をどんどん積みたいところであったが、成績不振により女子体操部からも練習場所を取られることとなる。
そんな時、ひょんなことから知り合った名コーチ・田所のおばあちゃんにより、藤巻ら平成学園男子体操部員達はメキメキと上達していくー
体操漫画といえば、ガンバ!Fly high。個人競技とはいえこの漫画を見れば、一つの目標に向かって、仲間と切磋琢磨して鍛え上げ、自分自身に勝つ喜びを感じる大切さに気づくことができます。原作として元日本代表選手で、鉄棒で10点満点を出したことがある森末慎二さんがおり、体操のより専門的な知識も知ることができますし、90年代の漫画ですが、現代の体操でも通ずることが当然あり、この漫画を見れば、実際のオリンピックや世界体操をさらに面白く観戦することができるようになります!
単行本は全34巻。一人の運動音痴な男の子が、好きなことを楽しみながら、人一倍努力することで目標を達成していく過程を楽しんでみてください!
バスケットボール『スラムダンク』
SLAM DUNK(スラムダンク) 完全版 全24巻・全巻セット (ジャンプコミックスデラックス)
天才ですから!
もはや説明する必要もなく、知らない人はほぼいないと言えるバスケ漫画スラムダンク。漫画の中にはスラムダンクを読んだことない人でも知っているような、数々の名ゼリフが登場します。
「諦めたらそこで試合終了ですよ」
「バスケがしたいです」
「左手はそえるだけ」
「まだあわてるような時間じゃない」
スポーツ選手の中には、未だに試合前にこの漫画を見て自分を奮い立たせている人もいるそうです。それほど、バスケやスポーツ業界、様々な世界に影響を与えた漫画と言っても過言ではありません。
単行本は全31巻。まだ全て読んだことがないという人はぜひ読んでみませんか⁈海南戦、陵南戦、山王戦は必見です!
漫画9選〜青春スポーツドラマ編〜を全て読むためには⁈
これまで紹介してきた漫画9選〜青春スポーツドラマ編〜を全て無料で読むとなると、たくさんの漫画アプリなどの登録が必要になり、またチケットなどの利用で読むためにイッキ読みをすることは困難になります。
漫画を定期的に読むことを考えている人は、漫画サイトに登録を行い、ポイントやサブスクを利用することで、結果金額を抑えることができます。
そのためその日限りではなく、漫画を読む習慣のある方は漫画サイトへの登録をお勧めします。以下におすすめのサイトなども載せておりますので、ぜひ参考にしてください。
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