『虎鶫‐TSUGUMI PROJECT‐』を代表作とするフランスの漫画専門出版社ki-oonで先行ヒットし、現在少年ジャンプ+で連載されている超話題漫画!
SFサバイバル漫画『リバイアサン』
作者の黒井白先生の圧倒的画力と独特な世界観により、『リバイアサン』が超人気漫画となるのは時間の問題!
でも、まだ読んだことのない人は、最新話までどんなストーリーなのか、どのようなジャンルなのか等、読む前に簡単なネタバレを知っておきたいと考える人も多いはず。
そんな方々に『リバイアサン』を最新話までのあらすじネタバレまとめについて紹介していきたいと思います。
そのため‼これから先は漫画『リバイアサン』の最新話までのあらすじネタバレもありますので、知りたくない方はこの記事を読み続けないよう注意してください‼
逆に興味のある方々には、このまま読んでもらうと、『リバイアサン』がどのようにおすすめなのかわかるようなものになっているはずです‼
それでは、漫画アプリ少年ジャンプ+にて連載開始されている漫画『リバイアサン』の最新話までのあらすじネタバレまとめについて書いて魅力を伝えていきます‼
漫画『リバイアサン』とは?
まず!漫画『リバイアサン』とは、2022年8月に漫画アプリである少年ジャンプ+にて連載が開始され、隔週火曜日に更新されて2023年2月に最終話となり連載終了となりましたが、元々は『虎鶫‐TSUGUMI PROJECT‐』を代表作とするフランスの漫画専門出版社ki-oonにて出版されていたらしく、逆輸入という形で日本語版が少年ジャンプ+で連載されることになったとのことです。
SFサスペンスであり、それから少年少女によるサバイバル劇場と、独特な世界観を黒井白先生による圧倒的な画力により表現されて、初めて見る人はビビるはずです!
火曜日に更新される少年ジャンプ+の漫画の中でも累計閲覧数がトップクラスとなっています!
累計閲覧数となるとダンダダンが圧倒的ですね…
連載が開始されてまもなく、単行本1巻が出版されていました!圧倒的な画力であり、ネタバレとして文章化していますが、やはりこの漫画は画力合ってこそ!アプリや単行本で読んでその画力に圧倒されてほしい!
ぜひこちらをクリック↓↓↓
最新話までのあらすじネタバレまとめ!
第1話「航海日誌」
ここは広い宇宙。
古い神話に出てくる「リバイアサン」という怪物を船首像とした廃宇宙船を発見し、お宝がないか船の中を漁る者たち。
そこにあった、乗客がつけたと思われる航海日誌に書かれていたこととはー
中学校最大のイベントである修学旅行。1日目の就寝前に突如として起きた爆発。
その影響で起きたのは人的被害だけではなく、外部との連絡を絶たれ、さらには酸素タンクが消失し、予備タンクが尽きて生命維持限界が訪れるまで残り50時間。
生き残るためにはかつて長期旅行のために使用されていたコールドスリープのみ。
しかしこれを利用できるのは1名だけ…
サポートロボットからその情報を得た男性教員だったが、それを盗み聞きしていた生徒2名。
教員は生き残るために盗み聞きしていた生徒1名をつきとめ、個室へと誘い出すー。
第2話「妄想の産物」
男性教員の死によって、動揺する女性教員1名と生徒たち。
生命維持限界のことを知っているイチノセは、この状況についてニカイドウに気づかれぬよう女性教員に打ち明ける。
しかし、余裕のない女性教員は冗談にも聞こえるようなイチノセの話をまともに聞こうとしない。
女性教員は自分の話を信じてくれなかった。
そんなときにまたニカイドウと会った。女性教員に二人の秘密を話したことを謝罪するも、今度はニカイドウも何の話かわからないと白を切る。
いったいどうなっているんだ?今までの話は自分の妄想なのか?不安と混乱で頭が回る。
女性教員は一人、状況を整理していた。
そして、イチノセが話していたこと、男性教員が死んだときの状況を思い返し、
救助は来ない、誰も助からない、そして自分たちの中に人殺しが一人いるかもしれないということを悟ったのだが…
第3話「死者の罠」
2人の教員の不審死に戸惑う生徒たち。
そこに瓦礫の下敷きになっていた、行方不明になっていたイガラシさんを見つけたという声が聞こえる。皆で手分けして瓦礫を取り除く。
低重力とはいえ、大きな柱も動かすことができたムグルマくん。
そして行方不明だった幼馴染のイガラシさんを必死に探していたゴダイくん。
勉強ができてクラスを仕切っているヤハタくん。
3人との会話でわかったこととは、この航路は地球統合政府に反抗するレジスタンスが出没するところで、統合政府よりの自分たちの宇宙船を攻撃対象としている可能性があるということ、植民星生まれという差別があり、中学受験で上級中学に進学すれば準地球市民の道が開かれるということだった。
そして自分たちは仲間というヤハタくんの言葉に安心したイチノセは、冷静に考えることができるようになった。
そして再びニカイドウと話し、自分を孤立させ、最後に生き残るつもりでいたのかということを問う。
ニカイドウは2人の秘密であるコールドスリープのことだけは他人に話すことを禁じた。他の人たちに知られればどうなるか…親友同士でも隠し事はあるものと諭す。
僕を殺すのかと問うイチノセに、ニカイドウは言う。
私たちは秘密を共有する仲間。今は…ね。
現在の時間に戻る。
日誌を読みながら進んでいると、ふと足元にひかれていた糸にひっかかると突如罠が作動した。それは明らかに誰かを殺しに来ているようだった。
第4話「脅迫者」(バナナマン日村の回w)
依然として続くトラップの数々。日誌にヒントが残されていないか、読み続けていくことにするー
ようイチノセ、暇だから遊ぼうぜ
お調子者のシチジョウ(外見はバナナマン日村)がイチノセに絡んでいる。
と、そこへミカミ君と呼ばれる男子とその数人がサポートロボットに状況を確認しに行こうと提案する。
しかし、サポートロボットはやはり管理者権限により情報開示に制限がかかっていた。サポートロボットが使えないうえに、大人たちはもういない、生徒だけという状況に皆が不安を感じている中、
イチノセは「仲間」と「秘密」が頭の中を巡り、口に出せず葛藤する。そんなとき、今までのことを記入していた日誌を持っていないことに気づく。
どこかに落とした?
シチジョウと話していた場所に落ちているのを見つけ一安心するも、シチジョウが声をかけてきた。
コールドスリープってどこにあんの?
日誌の中身を読まれて、秘密がばれてしまった。
動揺したイチノセは何とか取り繕うとするも、ごまかすことができず、その場から逃げ出し、ニカイドウにそのことを話すこととした。
秘密がばれて怒るニカイドウ。その後二人が出した結論は…
第5話「地獄の始まり」
シチジョウを殺してしまい、動揺してしまうイチノセ。
動揺を隠すよう心を落ち着かせ、ヤハタらに声をかける。
ヤハタは先生らがいなくなり、皆が不安になっているため,一度食堂で集まって話し合おうと提案する。
、クラスの中にはシカタやクキといった、いじめっ子、いじめられっ子の関係
イチカワ、ムツキ、ヤヒロといった女子親友3人組
などさまざまなクラスグループがある。
そんな中ニキは突然イチノセに話しかける。
なぁイチノセ、シチジョウどこに行ったか知らない?
動揺をしてしまうイチノセだったが、自分は知らないと嘘をつく。
夕食となり、日誌を書いていたため、食堂に着くのが遅れイチノセは、周りの不穏な雰囲気に気づく。
シチジョウがいないという声が聞こえ、突如ニキが叫ぶ
直接イチノセに聞け!
ニキはシチジョウから全てを聞いていた。イチノセの日誌のこと、そこに書いてある船の危険な状況、コールドスリープ。
そして、イチノセとシチジョウが2人で進んだ通路の先でシチジョウが死んでいたこと…
イチノセがシチジョウのことを知っているはずなのに隠したことで、ニキは確信した。こいつが殺したのだと。
このことはシカタにも話しており、すでにほとんどの生徒に広まっていた。
隠し続けていたことで仲間と思っていたヤハタらも裏切られて激怒する。
ニカイドウはいつのまにかその場から消えており、さらに動揺するイチノセだったが、それよりもそれが事実であることを皆が感じてしまい混乱が生じる。
みんなで殺し合って、最後に生き残った人が…?
先程まで親友だと言ってたものたちはもうお互いを信じられない。
イチカワをめぐり、些細なことで言い合いが始まったヤヒロとムツキ。
取っ組み合いの最中にヤヒロはフォークでムツキの首を刺して殺してしまう。
混乱がさらに爆発して、逃げ惑う生徒たち。
そんな中、イチノセはニカイドウを見つける。
ニカイドウは言う
真実を知らなければみんなで仲良く逝けたのに…
もう誰にも止められない
ここからが本当の地獄よー
第6話「復讐者」
壁によりかかり座り込んだ白骨化した死体が2体。一つは首がとれている。
明らかに生徒同士で殺しあった後の残骸のようだった。
そのとき、奥から怪しい気配が。正体は6本脚のモノアイロボット。日誌にも出てきたサポートロボットであった。
果たしてこのロボットは生徒たちの殺し合いも見てきたのだろうかと盗掘屋たちは疑問に感じるー
友達同士だったものたちが殺し合い。
食堂騒動の一件から、船内では悲鳴の声が広がり、何人もの生徒がその命を落としていた。
ある箱の中で怯えながら身を潜めていたイチノセだったが、ミカミという物静かな男子に見つかった。しかし争う意思のないことを示し、自分も一緒に隠れることをイチノセにお願いする。
ミカミは皆が争う理由について疑問を呈しており、助け合うほうがいいと思っている自分は馬鹿なだけ?と感じていることを話す。イチノセは、それはミカミがとてもいい人ってだけだと話すが、同時にここでは生き残れないだろう、いい人が待つのは死だけだと感じた。
違う場所で構えていたシモツキだったが、突如自分の名前を呼ばれ、はっと振り返ると、そこに立っていたのは中二病と言えるほどの装備をしたクキ。
クキのいじめグループであるシモツキは、強気に発言しクキが持っていた包丁を奪い取ろうとしたが、クキはその包丁でシモツキの手指を無表情で切り落とした。
いじめグループの中心核であるシカタは、同グループのトウジとともに行動していると、シモツキが倒れていることに気づく。残酷にも両手足が切り取れ瀕死の状態であった。
シモツキがクキの本命はシカタだということを伝えたその時、クキが上階に現れた。
殺意にあふれたクキを前に逃げ出すシカタたち。
瀕死のシモツキはクキに、たのむもう殺してくれと言うも、自分もずっとそう思ってた…とだけ告げその場を後にした。
空調システム室で調査をしていたヤハタ。そこへイチノセとミカミが現れ、争う意思はないことをお互いに示し、騒動の発端となった空調について3人でチェックすることに。
酸素残量が残り30時間をきっていることを確認できてしまったため、今度は乗船時にアナウンスがあった緊急用の携帯酸素を探すことにした。
場面は変わり、悪魔のような表情で2人を追うクキと天井裏に身を潜めていたトウジ。トウジの気配に気づき、槍(ほうきに包丁をつなげたもの)でトウジの脚を一突き。落ちたトウジはシカタの居場所を教える代わりに自分を見逃してほしいと嘆願する。
一時は許可したクキであったが、トウジの去り際に再度包丁を突き付ける。
だましたのかというトウジに対して、お前にはよく騙されてたなと一言残しトウジを殺害する。その後シカタの元に着くも、シカタも斧を手に持ち応戦する構え。
緊急用の携帯酸素を探し歩いていたイチノセらは、その場所に着く。しかし大きい扉を開けると、その先には外につながるような大きな穴が開いてしまっているという不運がさらに重なっていた。
こんなことがなぜ続けて起こるのだろうか。そう疑問に思っていたところに、クキとシカタの争い合っている二人の姿。
2人と同じ地区の小学校だったミカミは、その頃は親友同士だったはずと話す。
小学生の頃にいじめられていたシカタは、クキによく励まされていたようだが、自分ではない誰かに矛先を向けるために選んだのはクキであったのだ。
互いにいがみ合いながら切り合う2人だったが、
クキがシカタの両脚、そして最後に首を切り殺害した。しかしシカタから頭部などを切られていたクキもほどなくして息絶えた。
クキとシカタは分かり合えないままであったが、壁によりかかり座り込み、2人は並ぶようにして死んだのだった。
第7話「美しきもの」
サポートロボットが邪魔で先に進めない盗掘屋たち。
コールドスリープの存在と価値を知っているであろうロボットは、装置に入った人を守るために動いているかもしれないと考え、救助にきた意思をロボットに伝えることで静かにさせようとした。
しかしロボットは侵入者と判断し攻撃してくるのであったー
食料を求めて食堂に戻ったイチノセたちであったが、食堂にはバリケードが張られてあった。
中から、「団地組」か「山の手」か問う生徒たちがいた。
ヤハタやイチノセが攻撃意思のないことを認識し中に通したのは、自らを「山の手」と名乗る者たちだった。「団地組」はクラスメートを殺すことを何とも思っていないと彼らは感じていた。
山の手に住む富裕層と下町の団地に住む労働者層。
経済的にも文化的にも大きな格差があり、お互い壁を感じているようだ。
そして食堂にはニカイドウもいることにイチノセは気づく。
「団地組」のリーダーはおそらくムグルマ。喧嘩が強いうえに頭も悪くない。
これから自分たちはどうなるのだろう。この状況でヤケになって、集団で女子を襲うものもいるそうだがと話すー
場所は変わり、一人の女子生徒を襲おうとしている男子生徒数名。
女子生徒の名前はトクラ。不登校の生徒だった。
激しく抵抗するトクラだったが、男子の力にはかなわない。
するとそこへ現れたのは女子ヤンキーのナナセ。
持ち前喧嘩の強さで男子を圧倒し退散させる。
ひきこもり少女と不良少女。交わることのない2人だったが、その境遇に似たようなものを感じる。
孤立した女子を狙ってまた襲ってくるかもしれない。男子嫌いの二人は結束して返り討ちにすることを決意。
トクラが一人でいることに気づいた先ほどの男子数名は、再びトクラを襲おうとする。
しかし今度はトクラが反撃。電流のようなもので一人を一撃する。
その武器に怯えた男子たちは逃げるが、今度は隠れていたナナセに鉄のハンマーで殴られる。
強姦魔は…処刑だ!
男子生徒に攻撃していく2人だったが、一瞬のスキを狙われ、トクラはナイフで胸を刺される。
ナナセがトクラを助けようとしたが、今度は後ろからナナセも刺されてしまう。
ーナナセが今まで休学していたのは暴行事件がきっかけだったー
自分みたいに汚れてほしくない。だからトクラを守ろうと思ったのであった。
瀕死の状態となっていたナナセだったが最後の力を振り絞り、男子数名を殺害する。
二人並ぶように倒れたナナセとトクラ。そんな自分を守ろうと戦ったナナセをみて、トクラは言う。
汚れていない、あなたはきれいだよ。
第8話「疑心暗鬼」
食堂のバリケードを破ろうと試みる団地組の生徒たち
しかし、中から槍や投石などで応戦してそれを拒む山の手組の生徒たち
山の手組の連携した攻撃で、突破を断念させることができたが、その中で持ち場を離れてしまっていたジュウモンジを厳しく非難するヤハタ。
行き過ぎた言動と、さらに水と食料を求めて争いが起きている現状に、食料を少し分けるべきではないかと平和的な解決をヤハタは提案するが、力では敵わない者たちにそれはすべきではないと真っ向から対立するイチノセ。
内輪もめはすべきではないとヤハタは、自分でその場を落ち着かせ、見張りを交代しながら他は休憩するように勧めた
しかし、ヤハタとイチノセが見張りをしていたにも関わらず、食料を盗んでいるものが現れた
食料を盗ろうとしていたのは、バリケードを突破しようとしていた団地組のニキ。
山の手組は捕まえようとしたが、抵抗したニキから一人刺されたため、複数人で狂気じみた攻撃をニキに何度も繰り返した。
殺すほどの攻撃はやめろとヤハタが制止させてようやく攻撃をやめることができたが、どこから侵入したのか問いただそうとするも、すでにニキは息絶えていた。
自分たちのしたことに動揺した山の手組。まずは全員で手分けして侵入した通路を探すこととなった。
そんな中イチノセの元にニカイドウがやってきた
侵入口はほんとにあるのか…ヤハタが怪しい、ニキに何か紙のようなものを渡しているように見えた
その話を聞いてもヤハタが裏切るとは思えなかったイチノセに、ニカイドウは言う、彼は本当に山の手住みなのか?
侵入口が見つからないことで、山の手組は確信したようにヤハタの前に立ちはだかる
ニカイドウが話していた内容をイチノセはヤハタ以外の山の手組に話してしまっていたのだ
身に覚えがないことで動揺するヤハタは落ち着くよう皆に話すも、その態度が気に食わない山の手組はヤハタを裏切者と決めつけ攻撃に出る
たまらずバリケードの内側から飛び越えヤハタは食堂外へと走り逃げていった
リーダーのヤハタがいなくなり、新リーダーはイチノセにしようと皆が決めた
そこへ体調を崩していたミカミが起きてきたため、これまでのことをイチノセが話すと、ヤハタと同じ学区に住んでいたミカミから、ずっと山の手組のはずだと衝撃の事実を告げられる
慌ててニカイドウに問いただすイチノセだったが、
ニカイドウは団地、山の手と敵対している生徒同士を争わせて競争相手を減らすこと、そしてイチノセの気持ちを利用し優秀なリーダーを追い出すことが目的であったことがわかり、悪魔のようだと恐怖する
ヤハタが裏切ったわけではなく、やはりニキが通っていた侵入口は存在していた
そこからすでに団地組数名が侵入しており、攻撃を受けさらに食料を奪われ、頼みのバリケードまで突破され、山の手組は絶体絶命のピンチとなった
第9話
ついにバリケードは突破される
山の手組は突破してきた団地組の生徒たちに次々と殺害されていく
そんな最中、相対したのは団地組のゴダイと山の手組のイガラシ
ー二人は幼馴染であり、幼い頃はさっちゃん、イッくんと呼び合う仲であった
逃げ出すイガラシは通路の落とし穴にはまって落下、途中で鉄柱に捕まるも、見つけた団地組から瓦礫などを投げられ、穴の底へ落とされそうになる
そこにゴダイが現れ、イガラシを助けようとしたが、別の団地組の一人から背中を刺されて、逆に突き落とされてしまう
イガラシが何とかゴダイの腕を掴むことができたが、体力は限界に…
二人は鉄柱に掴まったまま小さい頃の思い出話をする
ずるい大人にならずに、純粋な子供のままでいられたらこんなことにはならなかったのではないか
あの頃にはもどれない、でもせめて…
そう思う二人は揃って穴の底へ落ちていった
争いの中、抜け道からうまく逃げていたイチノセとミカミだったが、通路の隙間から見えたのは、ムグルマが率いる団地組の生徒たち
生き残っているのは自分らと逃げているイチノセたちのみ
今度は力のあるムグルマを他の団地組たちで殺そうと試みるも、ムグルマは一掃する
そして生き残ったのはムグルマとイチノセ、ミカミ、ニカイドウ、そしてイチノセを憎むヤハタのみとなった
第10話
潜んでいたイチノセとミカミだったが、物音に気付いたムグルマは通路を破壊し、イチノセらを追い込む
足を負傷したミカミはイチノセに一人逃げるよう伝えたが、ムグルマはヤハタにミカミを始末するように命令し、自分はイチノセを追った
力で成り上がっていったムグルマに臆するイチノセだったが、逃げた先にあった作業用の大型ロボットを見つけ操縦する
過酷な環境下で育ち、その大型ロボットとも同等にやり合えるほどの力を持ったムグルマだったが、イチノセの操縦するロボットの前についに力尽きる
残り時間は6時間
元の場所にミカミもヤハタもいない
残る生存者はニカイドウ…
第11話
ムグルマを倒した後、サポートロボットに出会うイチノセ
サポートロボットの記録により、ミカミとヤハタがあの後どうなったのかを知る
ミカミを襲ったヤハタだったが、武器をとらないミカミを見逃すことにしたが、潜んでいた団地組の一人に不意打ちにあう
抵抗するヤハタだったが、ついに相打ちとなり命を落とした
脅威だったムグルマとヤハタが死に、自分が生き残れるかもしれないと期待するイチノセだったが、その前に突如現れたのがニカイドウだったー
先へすすむためにサポートロボットを破壊していた盗掘屋たち
サポートロボットのメモリーが生きていたため調べてみると、船内にあった防犯カメラの映像が出てきて、生徒たちの映像も実際にみることができた
しかし、日誌に書いていたものと映像は明らかに内容と印象が違う
映像をさらにみていくと、ある疑惑が浮かびあがった
ニカイドウという少女は実在しないのでは?
第12話
防犯カメラの映像を確認している
初めは日誌通りの映像が流れ、ニカイドウと思われる少女も存在していた
…が、イチノセが女教師の首つりをニカイドウに問い詰めている場面で、イチノセはニカイドウを首を絞めて殺していた!
イチノセはニカイドウの遺体を隅に隠したが、その後精神のバランスを崩しそうになる
ニカイドウという実在した人物に、全ての責任を押し付けることで何とか精神を保てていたようだった
偽りの言葉で綴られていた日誌だったが、イチノセにとってはそれが真実だったのかもしれない
ニカイドウという亡霊と戦うイチノセ
長い闘いの末、ついにニカイドウを刺し殺し、悪魔に勝ったと怯え喜んだイチノセだったが
映像に映っていたのは、ナイフにより割れた鏡の前で喜んでている少年の姿だった
第13話
船内に酸素濃度低下の警告が流れる
急いでコールドスリープに向かうイチノセだったが、人影をみつける
脚を負傷していたミカミだった
イチノセはとどめを刺そうとするも、ミカミは争う気はないと訴える
その言葉は信用できず、
この世は弱肉強食、勝者だけが生き残る権利を得る、それが生物の本能だと主張するイチノセに対し、
ミカミは自分は人間でありたいと伝える
ミカミの言葉に戸惑うイチノセはミカミを置いて目的地へと向かった
酸素が薄くなり始めたが、予備酸素を持っていたイチノセは問題なく目的地まで着くことができるだろう、だがミカミは…
人間…か
ミカミの言葉が頭から離れない
偽善だ、自己満足だと訴えながらも元へ戻り、倒れていたミカミを背負い走る
道中でイチノセが見たものは、自分が作り出したニカイドウの亡霊
しかし、自分だって人間でありたい!と強く訴えながら必死に逃げ惑い、ついに目的に2人で到達できた
映像に映るのは、コールドスリープに入る姿までは確認できなかったが、コールドスリープ作動という音声と近くで葛藤しているイチノセの姿
果たしてコールドスリープに最後に入ったのは誰だったのかー
今もなお正常に作動していた装置を前に、盗掘屋たちは機器を開けて確認する
第14話
生存者はミカミだった
機械のそばに横たわっていたのは白骨化したイチノセ
最後の最後で人間に戻れたのだろうか
盗掘屋たちは機械のサイズが大きいため、予備ボンベを開放しその場で蘇生処置をとることにした
宇宙服マスクを取り作業できるほどの部屋の酸素濃度を確保し、ついにコールドスリープを解放した
目を覚まし、怯えるミカミに事の説明をし、マスクを渡して脱出をすすめる
その盗掘屋の一人の姿にミカミは違和感を持ち、口を開く
ヤハタ…君?
動揺する盗掘屋の一人
周りの盗掘屋たちが疑心暗鬼に思い始め、一気に緊張が走る
お前…何者だ!
追い詰められ、ついに重い口を開く
自分は特別だった、実験の協力者だったのだ…と
「リバイアサン計画」について明かされるのであった
最終話
何も持たずに脱出したヤハタによって、リバイアサン計画におけるデータはまだ回収されていない、コールドスリープについてもそのままになっていた
そんな中、国の情勢が変わり、当時の実験はなかったものにするため、資料は全部破棄し、ヤハタも口外しないように厳しい拷問を受けることとなった
洗脳されたふりをしていたヤハタだったが、記録上では事故で死んだとされ、親元に戻れず上級校編入の約束も反故にされていた
長い間従順に過ごしたことで解放されたヤハタだったが、さらにいくつもの月日が流れても、リバイアサン号での出来事は忘れられず苦しい続けた
そして少しでも贖罪になればと思い、コールドスリープに入ったであろう人物を助けるために、事件について調べ始めたー
しかし、そこで知ったのは責任者たちの無責任さそして事件に対しての無関心さであった
絶望したヤハタは事件の総責任者を殺害し、盗掘屋たちを欺いて共にリバイアサン号へと向かうのであった
事の真相を知り、怒る盗掘屋たちとミカミ
だが、リバイアサン号は急に崩れ始め、脱出まで一刻の猶予もない状態となった
途中誰かに足を引っ張られるような感覚に陥り、穴に落ちてしまうミカミ
必死に助けようとするヤハタ
死んだみんなが道連れにしたいのかと思ってしまうも
落ちた先は初めに侵入した経路であり、普通に戻っていたら道がふさがっておりアウトの状態であった
みんなが…
無事に脱出することができ、自分たちの船へ
崩ればらけていくリバイアサン号をヤハタとミカミは何も言わず窓からずっと見つめ続けた
番外編 ちょっとひと休みに
普段漫画や本をよく読む方、漫画紹介や分析でパソコン・スマホにかじりついてる方におすすめな記事がこちらだ!w
おすすめ漫画『リバイアサン』を読むためには?
漫画『リバイアサン』は漫画アプリの少年ジャンプ+で連載してました。そのため『少年ジャンプ+』から入れば、初回なら第一話から無料で読むことが可能です!今後の展開も含めてぜひ継続して読んでいくことをおすすめします!
そしてついに!日本で最終3巻が2023年5月に発売されることが発表されました!単行本でみる『リバイアサン』も素晴らしく、これから大人気漫画となること間違いなしです!この漫画は画力が半端ないのでやはり単行本で!早めの購入をおすすめします!
購入はこちらから↓↓↓
また、このほかにもジャンプ、ヤングジャンプのおすすめ漫画など紹介しているのでこちらもどうぞ!!
コメント